相模原市南区東林間にある泉家メディカルクリニック|内科、消化器内科、肛門外科、外科、経鼻内視鏡

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大腸内視鏡

大腸内視鏡検査って、どんなことをするの?

検査を受診するには、事前に腸をきれいにしておくことが大切です。この前処置をしっかりとしておかないと、病気をうまく見つけられません。そこで、検査の前に腸管を洗浄するお薬を服用していただき、腸内に何もない状態で検査を行います。

検査の際には、ベッドの上で身体の左側を下にして横になっていただき、膝を抱えるような体勢で検査を行います。内視鏡カメラを挿入する前に、まず、局所麻酔のゼリーを施します。そして肛門に病気がないかどうかを確認した後、潤滑用のゼリーを使いながら内視鏡カメラを挿入していきます。

太さ約12mmの内視鏡カメラを大腸の奥にある盲腸まで挿入していきます。大腸の長さは個人差がありますが、おおよそ150cmです。なお、腸の形によっては、仰向けになったり右向きになったりと、身体の向きを変えながら進めることもあります。

また、病気の見落としがないよう、腸内に泡や汚れが残っている場合は水で洗浄しながら観察していきます。検査中は空気で腸が膨らむため、お腹が張って気分が悪いと訴える方もいらっしゃいますが、そうした場合は、空気を抜くことで改善します。

内視鏡検査は、検査中に病気などを発見したり、ポリープを切除したり、がんなどの病変の組織を一部採取したりできる点で、従来の注腸X線検査(バリウム検査)に比べ、メリットがあるといえます。